| 眼の中にある水晶体が白く濁る病気で、加齢とともにどなたでもかかる可能性のある病気です。 本来は透明であるはずの水晶体が濁ることで通り抜ける光の一部が遮られて、網膜まで十分に届かなくなり、視力が低下したように感じる、視界がかすんで見える、光や太陽がひどく眩しく感じるといった症状があらわれます。 |


白内障手術は、眼の中の濁った水晶体を取り除きその代わりに人工レンズを挿入する手術となります。
それにより視力を取り戻し、ものがはっきり見えるようになります。
麻酔も含めて痛みをほとんど感じず、手術時間も通常10~20分で終了するため、その日のうちにご帰宅いただけます。
眼の中にVEGF(血管内皮増殖因子)などの物質がたまることで起こる病気に対し、このVEGFの働きを抑える抗VEGF薬(抗血管新生薬)を眼球内に注射して、血管からの漏出や新生血管の発生と成長を抑制する治療法です。


月に一度の治療をまずは3回続けて行います。
その後は眼底の状態や視力回復の具合をみながら治療スケジュールをご案内いたします。

SLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)とは、緑内障の治療法の一つで、房水の排出を促すことで眼圧を下げるレーザー治療です。
房水の排出路である線維柱帯にレーザーを照射し、目詰まりを解消することで房水の流れを改善します。
治療の結果によっては、緑内障の点眼液を減らすことや中止することが可能になります。
痛みが少なく外来で受けられる治療で、治療時間は片眼で5〜10分ほどです。